アルコールやギャンブル、薬物やネット、オンラインゲームなど、様々な依存症が問題になっていますよね。そのような様々な依存症に共通している問題として挙げられているのが、社会生活に支障をきたしてしまうという点です。
そもそも依存症とは、自分でやめたいと思っていても依存しているものをやめることができない病気のことを言います。このためどんなにやめようとしてもやめることができず、日常生活だけではなく様々なところで支障をきたしてしまうのです。例えば、アルコール依存症の場合、家でも外でも大量のお酒を飲んでしまったり、さらには仕事中にもお酒に手を出してしまうといったケースが挙げられます。
ほかの依存症も通常であればやめられるものをやめることができず、家族や職場に大きな迷惑をかけてしまうケースが多いです。このように社会生活に支障をきたしてもやめることができないため、最終的に仕事をやめて家に引きこもったり、依存の内容によっては死亡してしまうというリスクも考えられます。
そんな様々な問題を抱えている依存症ですが、家族や職場など周囲の人たちからなかなか理解を得にくいという点も問題として指摘されています。さらに依存症になっても本人が治療を拒否してしまうこともあり、なかなか治療が勧められずに症状が悪化するケースもあるようです。
そんな依存症に対する問題の改善案としては、自分たちで抱え込まないことが重要だとされています。特に依存症になった本人やその家族が一人で抱えて苦しんでしまうことが多いので、周囲が精神的なケアでサポートに入るなどして、治療を受けやすい環境を整えることが大切です。